奥歯が欠けた!治療方法・費用・期間をわかりやすく解説
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奥歯が欠けた!治療方法・費用・期間をわかりやすく解説
こんにちは。歯科医師です。
「硬いものを噛んだら、奥歯が欠けてしまった…」「気づいたら奥歯の一部がザラザラしている」――そんな経験はありませんか?奥歯が欠けると、痛みや見た目だけでなく、「治療にどれくらいお金がかかるの?」「何回通えば終わるの?」と不安になりますよね。
このページでは、奥歯が欠けたときの治療法・費用・期間を、患者さんの目線でわかりやすく解説します。
奥歯が欠けたとき、まずどうすればいい?
奥歯が欠けたら、まずは慌てずに次の対応をしてください。
- 欠けた部分を口の中で触りすぎない(舌や頬を傷つける原因になります)
- 欠けた歯のかけらがあれば、牛乳や保存液に浸けて持参する(再接着できる場合があります)
- 痛みがある場合は、市販の鎮痛薬で一時的に対応してもOK
- できるだけ早く歯科医院を受診する
「痛くないから大丈夫」と放置するのは危険です。欠けた部分から細菌が入り、神経まで進行すると治療が大がかりになります。
奥歯が欠ける主な原因
- むし歯:内部から進行して歯がもろくなる
- 食いしばり・歯ぎしり:強い力で歯にヒビが入る
- 硬いものを噛んだ衝撃:氷、飴、ナッツなど
- 古い詰め物・被せ物の劣化:境目から欠けることが多い
欠けた程度別・治療方法と費用・期間
奥歯の欠け方によって、治療法は大きく変わります。以下に代表的なケースをまとめました。
| 欠けた程度 | 主な治療法 | 費用の目安 | 期間(通院回数) |
|---|---|---|---|
| ごく小さく欠けた | 研磨・経過観察 | 保険適用 数百〜1,500円程度 | 1回 |
| 小〜中程度の欠け | コンポジットレジン(白い樹脂) | 保険適用 1,500〜3,000円程度 | 1回 |
| 中程度の欠け | インレー(詰め物) 銀歯・セラミックなど |
保険適用(銀歯)3,000〜5,000円程度 自費(セラミック)40,000〜80,000円程度 |
2〜3回(2〜3週間) |
| 大きく欠けた | クラウン(被せ物) | 保険適用(銀歯・CAD/CAM冠)5,000〜10,000円程度 自費(セラミック)80,000〜150,000円程度 |
3〜5回(3〜4週間) |
| 神経まで達した | 根管治療+クラウン | 保険適用 合計10,000〜15,000円程度 自費 100,000〜200,000円以上 |
5〜8回(1〜2か月) |
| 歯根まで割れた | 抜歯+ブリッジ・入れ歯・インプラント | 保険(ブリッジ・入れ歯)10,000〜30,000円 自費(インプラント)300,000〜500,000円程度 |
1〜6か月 |
※費用は3割負担の場合の目安です。医院や地域、使用材料により変動します。
保険治療と自費治療、どちらを選ぶ?
「銀歯は安いけれど見た目が気になる」「セラミックは高いけれど自然」――迷う方は多いです。簡単にまとめると以下の通りです。
- 保険治療:費用を抑えられる/材料が限られる(銀歯・プラスチックなど)
- 自費治療:見た目がきれい/二次むし歯になりにくい素材を選べる/費用は高め
奥歯は噛む力が強くかかる場所なので、「強度」と「長持ちするか」も大切な判断ポイントです。
放置するとどうなる?
「奥歯だから見えないし、しばらく様子を見よう」と思っていませんか?放置すると以下のリスクがあります。
- 欠けた部分からむし歯が進行する
- 神経まで達して激しい痛みが出る
- 歯が割れて抜歯が必要になる
- 噛み合わせが崩れて隣の歯や反対の歯にも影響する
早期に治療すれば、費用も時間も最小限で済みます。
欠けないために普段からできる予防
- 定期的な歯科健診(3〜6か月に一度)
- 就寝時のナイトガード(歯ぎしり対策)
- 硬すぎる食品を片側だけで噛まない
- 古い詰め物・被せ物は定期的にチェック
最後に:自己判断は禁物です
奥歯の欠けは、見た目以上に進行していることが多くあります。インターネットの情報はあくまで参考にとどめ、必ず歯科医師にご相談のうえ、ご自身の状態に合った治療を選んでください。早めの受診が、結果として費用も期間も短く抑えるいちばんの近道です。
参考情報
- 厚生労働省「歯科診療報酬点数表」
https://www.mhlw.go.jp/ - 日本歯科医師会「テーマパーク8020」
https://www.jda.or.jp/park/ - 日本歯科保存学会「う蝕治療ガイドライン」
- 日本補綴歯科学会「クラウンブリッジの診療指針」
- e-ヘルスネット(厚生労働省)「歯・口腔の健康」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/
本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断・治療を保証するものではありません。気になる症状がある方は、お近くの歯科医院を受診してください。
⚕️ 医療情報についてのご注意
本記事は一般的な情報提供を目的としており,個別の診断・治療の代替となるものではありません。 症状・治療方針については,必ず歯科医師にご相談ください。 掲載情報は執筆時点のものであり,診療内容・費用・制度は変更される場合があります。
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