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デンタル関連商品2026-05-11最終更新:2026-06-186

大人の歯列矯正|費用・期間・種類を徹底比較

監修:現役の歯科医師

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大人の歯列矯正|費用・期間・種類を徹底比較

大人の歯列矯正|費用・期間・種類を徹底比較

「子どものころに矯正しておけばよかった…」「今からでも歯並びを治せるのかな?」
そんなお悩みを抱えて、当ブログにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

こんにちは。歯科医師です。
近年、大人になってから歯列矯正を始める方が急増しています。見た目の改善だけでなく、噛み合わせや歯周病予防の観点からも、矯正治療は人生のどのタイミングで始めても遅くはありません。

この記事では、大人の矯正について「費用」「期間」「種類」を中心に、患者さんが本当に知りたいポイントをやさしく解説します。

1. 大人の矯正は何歳まで可能?

結論からお伝えすると、歯と歯ぐきが健康であれば、何歳でも矯正は可能です。実際に50代・60代から始める方も珍しくありません。

ただし、大人の場合は虫歯・歯周病・被せ物などの状態によって治療計画が変わるため、まずは精密検査が必要になります。

2. 大人の矯正にかかる費用の目安

大切なポイントとして、一般的な歯並びを整える矯正は「自費診療」となり、健康保険は適用されません。
ただし、以下のような場合は保険適用となることがあります。

  • 顎変形症(外科手術を伴う矯正)
  • 厚生労働省が定める「先天性疾患」に起因する咬合異常(口唇口蓋裂など)
  • 前歯3歯以上の永久歯萌出不全による咬合異常

自費診療の費用相場は、装置の種類によって以下のように異なります。

装置の種類 費用の目安(自費) 特徴
表側ワイヤー矯正(メタル) 60万〜100万円 最も歴史があり、適応範囲が広い
表側ワイヤー矯正(審美ブラケット) 70万〜120万円 目立ちにくい白や透明の装置
裏側(舌側)矯正 100万〜170万円 外から見えないが費用が高め
マウスピース矯正 30万〜110万円 取り外し可能・目立ちにくい
部分矯正 10万〜40万円 気になる部分のみを動かす

このほか、検査料(3〜5万円)、毎月の調整料(3,000〜10,000円)、保定装置(リテーナー)代(3〜6万円)が別途かかるケースが一般的です。

3. 治療期間の目安

治療期間は症例によって大きく異なりますが、おおよその目安は以下のとおりです。

  • 全体矯正:1年半〜3年程度
  • 部分矯正:3か月〜1年程度
  • マウスピース矯正(軽度):6か月〜1年半
  • 保定期間(リテーナー装着):装置を外した後、最低でも動かした期間と同程度

「治療が終わったらすぐ自由!」というわけではなく、後戻りを防ぐための保定期間がとても重要です。ここを軽視すると、せっかく整えた歯並びが元に戻ってしまうこともあります。

4. 矯正装置の選び方|あなたに合うのはどれ?

見た目を最優先したい方

マウスピース矯正、または裏側矯正がおすすめです。仕事で人と話す機会が多い方に選ばれています。

費用を抑えたい方

表側のメタルブラケットが最もコストパフォーマンスに優れています。部分矯正で済む症例なら、さらに費用を抑えられます。

難しい歯並び・噛み合わせの方

抜歯を伴うケースや骨格的な問題がある場合は、ワイヤー矯正の方が確実なケースが多いです。マウスピース矯正は適応に限界があります。

5. 大人の矯正でよくある不安と回答

Q. 痛みはありますか?

装置をつけた直後や調整後の数日間は、噛むと痛むことがあります。多くの場合、1週間ほどで慣れていきます。

Q. 仕事に支障は出ますか?

通院は月1回程度(マウスピースは1〜3か月に1回)で、ほとんどの方が仕事と両立しています。

Q. 虫歯や歯周病があってもできますか?

矯正を始める前に治療を終える必要があります。歯周病がある場合は安定させてからのスタートとなります。

6. 後悔しないためのクリニック選びのコツ

  1. 精密検査・治療計画の説明が丁寧であること
  2. 費用の総額(トータルフィー)が明確であること
  3. 矯正歯科を専門としている、または日本矯正歯科学会の認定医がいること
  4. 保定期間まで含めたサポート体制があること

「キャンペーン価格」や「短期間で終わる」といった広告だけで判断せず、必ず複数のクリニックでカウンセリングを受けて比較することをおすすめします。

まとめ

大人の歯列矯正は、見た目だけでなくお口の健康寿命を延ばす投資ともいえます。費用や期間はかかりますが、その先には自信を持って笑える毎日が待っています。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。実際の治療方針・費用・期間は症例によって大きく異なりますので、必ず歯科医師にご相談のうえ、ご自身に最適な方法をお選びください。

参考情報

  • 厚生労働省「医療費控除の対象となる医療費」
    https://www.mhlw.go.jp/
  • 日本歯科医師会「歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020」
    https://www.jda.or.jp/park/
  • 公益社団法人 日本矯正歯科学会
    https://www.jos.gr.jp/
  • 厚生労働省「先天性疾患による咬合異常に対する矯正歯科治療の保険適用」関連告示
  • Proffit WR, et al. Contemporary Orthodontics, 6th ed. Elsevier, 2018.

🔬 専門家のひとこと|歯科医師より

インプラントやマウスピース矯正は,適応症と患者のデンタルIQが必要。やたら勧める歯医者は危険。治療方針をしっかり説明する歯科医院を選んでください。

⚕️ 医療情報についてのご注意

本記事は一般的な情報提供を目的としており,個別の診断・治療の代替となるものではありません。 症状・治療方針については,必ず歯科医師にご相談ください。 掲載情報は執筆時点のものであり,診療内容・費用・制度は変更される場合があります。